神無月 2021
秋を飛ばして冬の寒さという噂の一週間の金曜日が大雨でした。
なるほど、これは流石に寒そうだ……と、次の日は晴れたものの秋装備で出かけたわけです。
そうしましたらば……暑い……!!
爽やかな秋風でしたが、まぁ、太陽は力強かったですね。
予想気温は20度。
元道産子としては夏です、夏。
そんな感じでウッカリ装備で汗かきながら秋薔薇鑑賞に出かけました。
場所は、年内いっぱいはお世話になる気満々の大船フラワーセンターです。
季節の体感がおかしなままではありましたが、フラワーセンターはハロウィン真っ盛り!
入ってすぐの広場の飾りつけも、かなりの力作でした。
裏側に魔女が飛んでいるのも可愛らしいですが、ふと脇を見ると棺桶ベンチでデート中の骸骨さんが。
花の蝙蝠さんも、大迫力で控えておられて、賑々しさが目に楽しかったです。
ご家族連れに大人気となっていたフォトスポットを横目に、さっそくお目当ての薔薇ゾーンに向かいました。
何せ長居しては暑さで体力ゲージが尽きてしまうので。
薔薇のなかにも所々にハロウィンの飾りつけがあったりして大変可愛かったのですが、さらっと写真を撮り忘れる粗忽なワタクシ。
でもまぁ、薔薇が綺麗でしたから仕方ありません。
黄色というのは、ワタクシとしてはやや縁の薄い色なのですが、花弁の色となると思ってる以上に綺麗に見えて写真を撮るにも気合が入ってしまいます。
雲一つない晴天に映えること、映えること。品種名はミラベラという薔薇でした。
同じ黄色といっても咲き方で随分と趣が違って見えるもの。
サンライトロマンティカは花弁がふわふわと見えて、パーティドレスのような華やかさがありました。
一枚目がちょっと影が強くて無念な感じなのですが、形が好きだったので載せてしまいます。
上手く撮れないという意味では紫系の薔薇もなかなか難しいのです。
今回の紫薔薇はエンチャンティッドイブニングという優雅な品種名。
もう少し綺麗に紫が撮れてたつもりでしたが、やや無念な雰囲気です。
色、という観点だけだと、白の花弁は割と綺麗に撮れると思う浅薄なワタクシ。
さてそんな今回の白薔薇は、ファビュラス!という品種。
感嘆符までが品種名ということらしく、それが面白くて忘れっぽいワタクシでもずっと覚えている品種です。
下手の横好きとしては苦手がたくさんあるのですが、一重咲きの薔薇もかなりの難易度と思っています。
なので、そもそもとして見るだけで撮ることはしないことが多い一重咲き。
偶に挑戦してみたくなるわけですが、挑戦してみたら案外可愛らしく撮れたのではないかというデンティーベスがこちらです。
そして以前に再挑戦を誓ったブラックバカラという黒薔薇があるのですが。
花弁のベルベットのような質感や色合いなど、ワタクシが撮った割には綺麗に撮れたのでは!? と思う次第。
薔薇を満喫して、さて帰宅しよう……と、通りがかったトンネルで心臓が少し跳ねました。
実はフラワーセンターでは薔薇のライトアップを実施するとのことで、おそらくこのトンネルもそのための装飾なのだとは思うのですが。
薔薇が、デカい。
ライトアップの夜に見たなら、また違った感想だったのかもですが、どちらかというとハロウィンの飾りかな?! と疑う程度には吃驚したのです。
いや、薔薇の出来は素晴らしかったのですけども。その分、迫力もあったということでしょう。
さてさて来月は、はや師走の一歩手前。
流石に鎌倉くらいには出かけてもいいかなという野望を胸に秘め、かつ、用心を怠らぬよう努めて過ごしていきたいです。